センター概要

センター長ごあいさつ

センター長 長嶺義秀
センター長 長嶺義秀

広南病院東北療護センターは、自動車事故により遷延性意識障害に陥り、ほとんど寝たきりの状態にある方々の支援を目的として、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA) により設置され、その運営は、一般財団法人広南会広南病院に委託されています。

当療護センターは、1989年(平成元年)7月、千葉療護センターに続き我が国で2番目の療護施設としてスタートしました。
現在、全国に4つの療護センターと4つの療護施設機能委託病床があり、遷延性意識障害患者の治療に取り組んでいます。
遷延性意識障害の治療は必ずしも確立されたものではなく、医学的な治療のほか、「五感の刺激」と表現されるように、五感に訴える日常でのあらゆる生活刺激が重要です。
従いまして、看護師や理学療法士のかかわり、それに家族のかかわりがとても大切であると言えるわけです。

当療護センターは、高磁場MRI、脳磁図、脳血流検査(スペクト)など高度医療検査機器を駆使しながら、患者さんの残存機能を見いだし、できる限りの機能回復をさせるべく、日夜努力を続けております。

看護面では、看護の原点とも言うべき看護が強く求められていますし、実際に遷延性意識障害からの回復例を経験された看護師の多くは、患者さんやご家族の皆様と一緒になって喜びを噛み締めています。

医療関係者の皆様には、是非当療護センターの活動に関心を寄せていただき、今後の発展を見守って下さることをお願いし、ご挨拶とさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

看護師長ごあいさつ

看護師長 庄子美根子
看護師長 庄子美根子

療護センターに入院される患者さんは、自分の意思を表すことが困難である方がほとんどです。
意識障害の患者さんとの関わりの中では、わずかな意識回復の兆しをとらえ「何を感じているのか」を察する事ができる観察力が重要になります。
療護センターの特徴ともいえるワンフロアーシステムや大きな窓、広いスペースなど患者さんの生活の場を充実させることで日常生活援助の中から意識の回復につながるサインを見出すことができるのではないかと考えます。

また、看護方式は、同じ看護師が入院から退院までを受け持つプライマリーナーシングを取り入れており、患者さんの変化をより一層注意深く観察する事ができると考えます。
意識回復に対する看護を日々探求するとともに、最新の看護技術や知識を習得する事を目指し、学会での発表や研修会などへ積極的に参加しております。
患者さんに対しましては、看護の力を十分発揮し支援できるよう努めて参ります。