主要機器
MD-CT
検査方法
X線を被写体を横切るように投射し、X線の吸収値の差を元にコンピュータにより断面を再構成して画像を作成する。主な用途及び効果
- 脳腫瘍、出血、梗塞など、色々な脳の病気を診断可能。特に脳内の出血箇所の診断に有効
- 頭部外傷で組織損傷を受けた部位では、形態的変化、特に出血や石灰化の抽出に有効
3T-MRI
検査方法
人体を非常に強い磁石内に入れ、外部より電磁波を目的とする部位めがけて照射し、体内に元々存在する水素等から出る微妙な信号を検出。(正常部と病巣とで水の分布や性質が微妙に変化する)
主な用途及び効果
- 脳腫瘍、出血、梗塞など、色々な脳の病気を診断可能。特に梗塞や腫瘍部分については、比較的小さなものも診断可能。
- 頭部外傷で組織損傷を受けた部位では、形態的変化、特に梗塞、腫瘍の形成や脳神経の変形箇所の抽出に有効。
RI
検査方法
γ線放出の放射性物質を体内に投与して、これら物質の脳内分布を体外より計測する。主な用途及び効果
- 脳血管障害、痴呆、てんかん診断などに有効
- 頭部外傷での局所脳血流を測定し、脳の形態や機能の診断に有効